スペシャル対談

全方向につながる人間関係が、サガミを支える強い骨組みです。

飲食業界の人間関係は、店舗内にとどまると思われるかもしれません。
サガミには、店舗内の上司-部下や同僚との「タテ・ヨコ」はもちろん、
店舗同士の「ヨコ」、元上司や店舗-本部といった「ナナメ」と、
全方向の深くて強い、人と人の結びつきがあります。
社員が長く働き続け、サガミの店舗がお客様に支持される理由にもつながる、
そんな人間関係について語ってもらいました。

上司から新人や部下への心配りがあたたかい。

鷲津
みんな入社時は店舗からスタートしたわけだけど、先輩はどんなふうに接してくれたか、印象に残ってることはある?
阿曽
店舗間で食材の貸し借りをすることがあるんですが、最初はストアマネージャー(店長)が近隣店舗に連れて行って、紹介してくれました。おかげでその後、1人でも行きやすくなりました。
角井
私の新人時代、鷲津さんが営業部長で、しかもストアマネージャー(店長)が鷲津さんと交流の深い人だったので、3人で食事に行ったのを覚えています。あと、お正月の時期に店舗に来て、まかないの朝ご飯をつくってもらったのは忘れられません!
鷲津
あの店舗はサガミの中でもいちばん多忙な店で、昼はいつ食べられるかわからない。だから朝しっかり食べるのが、私が勤務していた頃からの伝統でね。
私も鷲津さんネタになりますけど(笑)。現在の直属の上司でもあり、執行役員なので、自分では解決できないようなミスをした際には報告や相談をするんですけど、解決方法だけでなく、精神面のアドバイスをいただけるのがありがたいです。「落ち込むより、これからどうしていくか考えろ」って。
鷲津
落ち込むと、よけいに失敗が増えちゃうでしょ(笑)。

母のようなパートナーさんと、頼れる同僚がついている!

角井
サガミはだいたい1店舗あたり社員2人の体制なので、店舗ではパートナーさんたちに頼る部分が多いですよね。
母や祖母の世代の人も多くて、私も同い年の息子さんがいるパートナーさんと仲良くなって、よく励まされました。
角井
新人時代はちょっとしたお願いのしかたやものの言い方で、叱られちゃったりしてね(笑)。でもその一方で、パートナーさんたちが新人の弱い部分を補ってくれる。そうやって支えられながら、自分自身も努力して、成長していくんですよね。
鷲津
私の店舗時代は、パートナーさんの家でご飯をごちそうになったりもしたものだよ。本当にお母さんみたいな存在だったな。中には怒ると怖い人もいたけど(笑)。だけど彼女たちがいないと店が営業できないし、そんな人たちに頼ってもらえたときは、若いなりにやりがいを感じたなぁ。
角井
社員同士、特にストアマネージャー(店長)同士のつながりも強いですよね。私は阿曽さんと同じ店舗にいた時期があるので、今でもお客様への対応など、判断に困ったときは真っ先に電話します。
阿曽
アドバイスするというより、「自分ならこう考える」「こんなことをやったら面白いね」と、自分の考えを伝える程度ですけど。店舗ごとの売上ランキングは出るものの、ストアマネージャー(店長)同士は競い合う感じはあまりなくて、お互いの店をよくしようと考えるのがサガミですよね。
角井
そう。だから困ったときは、他店のストアマネージャー(店長)に訊いたり、店のスタッフに訊いたり。
阿曽
電話やメール、LINEの連絡も、すごくしますよね。だから1人で困り果てて何ともならないって状況は、今までのところないなぁ。あと、森さんのいる情報システム課をはじめ、本部にも気楽に質問できます。
私は店舗のPC関係を担当しているので、問合せの電話がよくかかってくるんですけど、ストアマネージャー(店長)だけじゃなくパートナーさんからかかってくることもありますね。
角井
気軽に訊けるし、必要に応じて店舗に来てくれるなど対応もすごく親切で、ありがたいんですよ!
自分自身も店舗勤務を経験して、現場の状況が実感としてわかりますからね。さすがに全店舗にとはいかないですけど、帰宅の途中に寄れるような場所なら、可能な限り直接行くようにはしています。

離れてもずっとつながっているから、頑張れる。

元上司や、同じ部署だった先輩とのつながりも強いですよね。私は店舗勤務時代にお世話になったストアマネージャー(店長)と、今も休日を利用して、ときどき一緒に食事に行きます。
鷲津
どんな話をするの?
プライベートな雑談です、恋愛のこととか(笑)。
角井
私の新人時代の上司が、現在は本社の経理・財務課にいるんですが、今でもひんぱんに連絡を取りますね。
阿曽
私はたまに本社に来て、会議室の場所がわからないときは、角井さんと同じ元上司に電話して訊いています(笑)。
鷲津
管理職の我々は、繁忙期に店舗を訪れ、気になる様子の社員を見かけると、後から電話をかけたり、ブロックマネージャーに「アイツのとこ、電話してやってくれないか」と頼んだり。問題を抱えた部下がいれば、直属上司が元上司に「ヨコ」のつながりを利用して、「ナナメ」から声をかけるのも、サガミでは昔から普通のことなんだ。
阿曽
こうして改めて話すと、本当にタテ・ヨコ・ナナメの人とのつながりがサガミのよさだと実感しますね。ストアマネージャー(店長)をやっていると、うまくいかなくて苦しいときもある。その原因は人のことだったりする。でも、それを解決してくれるのも人のつながり。だから自分1人だと心が折れそうなときも、前向きな人たちに支えられて乗り越えられるんです!
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