代表取締役会長 鎌田 敏行、代表取締役社長 伊藤 修二

 

【平成28 年度決算報告】

平成28 年度の決算は以下の通りとなりました。

2017年5月11日投資家の皆様へ 表

【平成28 年度レビュー】
世界経済は、米国経済の安定成長による緩やかな持ち直しが見られる一方、原油価格が上昇するなど
変化の大きい一年でした。また、日本経済においては、個人消費の落ち込み、労働市場の需給ひっ迫に
よる人件費の上昇など、外食産業にとり厳しい環境が続いております。
このように変化の激しい環境に対応するため、平成28 年度を初年度とする3ヶ年のローリングプラン
として新中期経営計画を策定し、取り組んでまいりました。

連結業績につきましては、営業利益および経常利益は前期実績を下回ったものの、売上高および当期
純利益は上回ることができました。計画比では売上高、営業利益、経常利益ともに未達でしたが、コスト
削減等の努力により、当期純利益は達成することができました。高まる節約志向の中、主力業態である
「和食麺処サガミ」「味の民芸」の既存店売上高が堅調に推移しておりますので、これを新年度にも繋げ
るべく取り組んでまいります。「味の民芸」については、売上高が38ヶ月連続で前年を超える(平成29年
4月末現在)商況となっており、現在も更新継続中です。

国内の取り組みでは、5月に開催されたG7伊勢志摩サミットに出展し、世界から訪れたメディア関係者に、
そば・天ぷらなどを提供したほか、大府市役所に「健やか食堂」、名古屋駅徒歩5分のホテル キャッスル
プラザに「さがみ庭」、レゴランドに隣接するメイカーズ・ピア内にお子様向けそば打ち体験施設を併設
した「SAGAMI」を新規出店したほか、昨年グループ入りした「濱町」3店舗を「和食麺処サガミ」に、
「どんどん庵」1 店舗を、将来のフランチャイズ展開を視野に入れてとんかつ専門店「かつたに」に業態
転換いたしました。更には愛知県海部郡飛島村にあるそば打ち体験施設「蕎麦工房サガミ」では、
「おもてなし規格認証制度」の上級認証である『紺認証』を取得いたしました。

海外の取り組みでは、イタリア・ミラノに長期実験店舗である「SAGAMI」を出店したほか、親日国で
あり、今後の経済成長が期待されるベトナムに手延べうどんの「水山」並びに生パスタの「JINJIN」を出店
いたしました。現在、海外ではイタリア1店舗、ベトナム2店舗、タイ2店舗、インドネシア1店舗、中国
2店舗と、5ヶ国8 店舗を展開しております。今後も蕎麦のリーディングカンパニーとして、海外での知名度
向上活動に取り組んでまいります。

「安全・安心」への取り組みでは、今年3月に「入間工場」ならびに「尾西工場」の2工場において、食品
安全マネジメントシステムの国際規格である「ISO22000」の認証を取得いたしました。今後も、高い
レベルでの「安全・安心」に取り組んでまいります。

【平成29 年度取り組み】

直近の経済状況は、緩やかな景気回復基調が続く見込みでありますが、実質所得の減少による消費低迷など
の状況は続くものと判断しております。このような環境下、当社グループは昨年度の当初計画未達要因を
改善するべく中期経営計画(ローリングプラン)を見直し、「事業基盤の強化」「収益性の向上」
「成長戦略の推進」を柱に企業価値の向上に邁進してまいります。

主力業態である「和食麺処サガミ」3店舗、小型手延べうどん業態「びんむぎ」1店舗の出店が確定して
いるほか、小型業態のフランチャイズパートナー募集も予定しております。今後の事業拡大に向けて体制
強化を図っており、立地開発の担当者3名、フランチャイズ開発の担当者1名に続き、本年度は新たに
海外事業の担当者を1名招へいしました。また、今後の出店に備え8年ぶりとなる新卒採用を再開し、
平成29年4月には23名の新入社員を迎えました。

既存店におきましては、中食需要の拡大に伴いデリバリー実施店舗を拡大しており、各店ともに好調な
売上が続いております。韃靼(だったん)そばや減塩メニューなどの健康メニューの投入や地産食材を
使用した個店メニューなどの取り組みも大変好評であり、より一層お客様の利用動機が高まる取り組みを
進めてまいります。
引き続き、グループビジョンである「No.1 Noodle Restaurant Company」の実現を目指し、国内外の
事業を拡大しながら、当社各業態はもとより、サガミの強みでもある、蕎麦・なごやめしを世界の方々に
知っていただけるよう、努めてまいります。

【東京証券取引所・名古屋証券取引所 第一部上場20 周年】

本年度は、皆様のご愛顧のお蔭をもちまして7月に東京証券取引所・名古屋証券取引所第一部上場
20年を迎えることとなりました。皆様の長年にわたるご支援に対し感謝の意を表するため、定時株主
総会の承認をもって正式決定となりますが、1株当たり普通配当5円に加え、1円の記念配当を実施し、
期末配当金は6円とする予定でございます。

投資家の皆様に於かれましては、今後とも引き続き変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますよう、何とぞ
よろしくお願い申し上げます。

代表取締役会長 鎌田 敏行
代表取締役社長 伊藤 修二
(平成29 年5 月11 日)