代表取締役社長 鎌田 敏行

 

【平成27年度決算報告】

平成27年度の決算は下記の通りとなりました。
 
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【平成27年度 レビュー】

中国や新興国の経済成長率の鈍化や資源・石油価格の下落などによる世界経済の不安が増大する一方、
日本経済においては、消費税導入時期の思惑やマイナス金利の導入、為替変動による株価の騰落など、
不透明感が払しょくできない状況が続いております。また、外食産業を取り巻く環境は、労働市場の
需給逼迫による人件費の上昇など、厳しさが増しております。
このような環境下ではありましたが、新たに「サガミグループ フィロソフィ」を導入し、グループ
全員が持つべき考え方、価値観、行動原則の浸透・共有を図ると共に、お客様起点の視座を更に
強化するよう進めてまいりました。

売上高では、一部事業の譲渡や中国事業を直営からFCに切り替えるなど業態の整理を進めた結果、
計画を下回ることとなりましたが、利益面については上回ることができました。
また、神奈川県で展開している和食レストラン「濱町」6店舗が平成28年3月1日にグループ入り
いたしました。内1店舗は「和食麺処サガミ」に業態を転換し、「サガミ」としては8年振りの出店
となりましたが、売上は非常に好調に推移しております。

主力業態である「和食麺処サガミ」では、デリバリー販売の拡大、個店メニューの全店実施、社内
オーナー制店舗の増加などの施策により、既存店売上高は対前年比で103.8%となりました。

平成26年1月にグループ入りした味の民芸フードサービスは、26年度上半期に黒字化を達成して
おりましたが、2年目となる平成27年度は「味の民芸」業態全店舗で店舗段階損益の黒字化を達成
しました。今後も継続して、グループに貢献してくれるものと期待しております。

海外では、平成27年5月から6か月間に亘り、『ミラノ万博』の日本館に出店いたしました。
万博の長い歴史で初となる、「食」をテーマとした万博であり、さらにパスタの本場であるイタリアで
行われるなど、当社のビジョン具現化に資すると考え、参加したものです。結果、売上は意欲的に策定
した計画の約1.5倍となるなど、成功裏に終えることが出来ました。『ミラノ万博』では、天ざるそばや
天ぷらそば、天むすを中心に販売し、「そば」と「なごやめし」のリーディングカンパニーとして、
サガミの名前を世界に発信できたものと思います。

重点戦略出店地域であるASEANでは、平成27年5月にインドネシア ジャカルタに「SAGAMI AEON MALL
BSD CITY店」、平成28年1月にはタイ バンコクに「SAGAMI Silom Complex店」を開店いたしました。
これにより、海外店舗は計7店舗となりました。その他、ベトナム、タイ、ミャンマーで「健康長寿
広報展」に「そば」を出展したり、インドネシア「ジャカルタジャパン祭り」への出店の際にも「そば」
を提供しており、「そば」のリーディング外食企業として、「そば」の知名度向上活動に取り組んで
おります。
【平成28年度 取組み】

直近の経済は、日本の景気下振れリスクの高まりや中国経済減速の長期化など予断を許さない状況で
あります。当社グループは、“意識改革、制度改革、組織改革”といった一連の改革が実を結び始めて
おり、平成28年度は“極める!”をスローガンに、“自ら考え”、”極め“、“率先して実行する!”を
全社員の共通認識とし、攻めの経営へと打って出てまいります。

本年度は、初めての試みとして期間を3ヶ年とする新中期経営計画「ローリングプラン2018」を策定
いたしました。この計画は時代の変化に対応できるよう、毎年見直すことを前提としております。

海外では、4月13日から、ミラノ(イタリア)にて、「そば」と「なごやめし」を中心としたメニュー
でのテストマーケティングを実施しております。『ミラノ万博』は大成功でしたが、一般立地での
事業性を見る為に街中に出店したものです。5月30日迄の期間限定ではありますが、現在のところ大変
ご好評を戴いており、欧州への出店も視野に入れて検討を進めて参ります。

今年は7月にベトナムで2店舗の出店を予定しており、グループビジョンである「No.1 Noodle
Restaurant Company」の実現に向け、一歩一歩着実に前進してまいります。

投資家の皆様に於かれましては、今後とも引き続き変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますよう
何とぞ宜しくお願い申しあげます。

代表取締役社長  鎌田 敏行
(平成28年5月11日)