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平成25年度3月期、第2四半期(1/21~7/20)累計の連結決算は下記の通りとなりました。

売上高    9,152百万円 (前年実績 9,530百万円)
経常損益   112百万円  ( 同   △114百万円)
純損益    43百万円  ( 同   △369百万円)

弊社が第2四半期累計において純損益を黒字化出来たのは平成12年7月期以来のことで実に12年振りとなり、V字回復に向けて計画を上回る好決算となりま した。弊社の決算は長らく上半期の赤字を下半期の黒字で埋めるというパターンを続けてきておりましたので、投資家の皆様に安心して業績推移をお見守り戴き たいと考えて来年度よりは3月決算とし、上期から安定的に黒字計上が出来るように今年の株主総会で変更を決議して戴いたのですが、それを待たずに黒字化を 実現出来ました。直接的には昨年度より取り組んで参りました抜本的な改革を本年度は更に深化させて来たことに依る成果ではありますが、これも偏にお客様の 温かいご支援の賜と深く感謝申し上げる次第です。

この間、当社主力業態であります『和食麺処サガミ』の既存店売上高は前年同期比で1.1%上昇致しました。昨年度秋のメニュー変更時に高単価商 品の価格を下げたことがご注文数の伸びに繋がり、結果として客単価を押上げた大きな要因となりました。一方、メニュー政策、販売促進政策の見直しなどによ り、売上原価率は前年同期比で0.8%改善致しました。また人員配置の適正化などの継続的な効率化を実施した結果、前年同期比でFLR(食材費、人件費、 賃料)比率では上記の0.8%を含み、1.2%の改善となりました。

また新たな取り組みとして、『和食麺処サガミ』において、咀嚼力が低下したご高齢の方にも外食を楽しんで戴けますよう、食材の元の形状を維持し たまま酵素で柔らかくする技術(広島の研究施設が特許を取得した凍結含浸法)を用いて開発したメニュー、やわらか食『銀扇御膳』のご提供を始めました。こ れは、ご高齢者向け食品・介護用食品に活用されている技術ですが、外食企業での実用化は初めてとされています。日本は世界で最も早いスピードで超高齢化社 会が進んでいます。ご高齢のお客様にも多くご来店戴いている弊社と致しまして、地域社会の活性化へ貢献できる努力を今後も続けて参ります。

もう一つ新しい取り組みと致しまして、東名高速道路上り線、新城パーキングエリア内に『陣屋サガミ』を7月13日開店致しました。サガミグルー プとして創業以来初めてとなる高速道路出店であります。店舗は、天正3年5月に三河国長篠城(現愛知県新城市長篠)を巡って織田信長・徳川家康連合軍と武 田勝頼軍が激突し、信長の火縄銃3000丁の3段撃ちで知られる『長篠の合戦』の古戦場から7Kmとほど近いことから、この合戦をモチーフとしており、飾 格子と木目で織りなす和モダンな空間と、合戦の記憶を融合させたデザインとなっております。

飲食コーナーでは、サガミの強みである“そば・きしめん”を中心に自社製粉のそば粉で製麺した「特選十割そば」や「稲荷きしめん」、「三河鶏親 子丼」などをご提供しております。パーキングエリアという立地上、他店にはない物販コーナーを設け、サガミ秘伝の返しでじっくり煮込み、常温でお持ち帰り 戴ける“手羽煮”や、愛知県愛西市(旧立田村)の蓮根を使用した“蓮餅”などのオリジナル商品をはじめ、戦国武将グッズや近隣地域のお土産品等も販売して おります。弊社では今後首都圏での出店に注力する計画ですので、日本の大動脈である東名高速道路に出店することで、知名度向上に相乗効果が生まれるものと 期待致しております。関西・名古屋方面から静岡・関東方面に向かわれる際には是非一度ご来店下さいませ。

一方海外事業におきましては、中国上海市において延安西路店を4月18日に開店致しました。本店舗は2号店の虹橋店を大型開発の為に閉店したこ とによる移転開店で、合計の店舗数は5店舗の儘となります。上海の事業におきましては、既存店売上前年比104%と 好調に推移しております。今後は新た な業態モデルの開発に取り組み、更なる多店舗展開の準備を進めて参ります。

今年度は海外勤務希望者を対象に100 名の上海2週間研修を順次実施中ですが、本日迄に36名が参加し、現地の市場調査や上海盛賀美店舗での勤務体験を行っております。語学研修では週一回本社 にて中国語学習を行っておりますが、今後は併設して英語学習も実施し、グローバル化に対応できる従業員の育成に努めて参ります。

代表取締役社長 鎌田 敏行
(平成24年8月30日)