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3月1日、平成23年度の決算を発表させて戴きました。通期の連結売上高は195億円と計画比1.0%減、前年比で2.8%減、当期損益は △743百万円と前年比では478百万円改善しましたが、計画比では443百万円下方修正となりました。しかし、損失の増加は業績低迷店舗等の減損計上を 積極的に進めた結果であり、当社の収益力は着実に向上しております。

連結の営業利益は146百万円、経常利益は149百万円でした。 これは計画比で夫々136百万円、149百万円の改善、昨年比で夫々376百万円、354百万円の改善となります。これは昨年来進めてきた経営効率化が奏 功したもので、平成23年度は上期でも通期でも、10年振りとなる、計画値に対しての上方修正発表をさせて戴くことが出来ました。

1 月21日の新年度開始に当たって、大幅な組織改革を実施致しました。サガミグループの外食店舗をサガミチェーン、第二サガミ、海外グループに分け、サガミ チェーンはほぼ主力業態の「サガミ」専業となり、それ以外の業態を第二サガミの位置づけの㈱ディー・ディー・エーに全て移管、そして上海盛賀美餐飲有限公 司とその日本側のパートナーである㈱エー・エス・サガミが海外での直営とFCの店舗を担当する体制と致しました。

今年度は主力業態であるロードサイド型「サガミ」の出店は計画しておりませんが、来年度は出店を再開致します。その為にサガミチェーンは「サガ ミ」業態の研ぎ澄ましに今年は注力します。第二サガミは「どんどん庵」と「製麺大学」のセルフうどん業態、コンパクトな和食団欒食堂の「あいそ家」、「サ ガミ」から転換する新業態、そしてFCジーの「丸源ラーメン」「かつや」「たい夢」を担当し、宅配にも取り組みます。

今年は、昨年度 期末日である1月20日に開店した「盛賀美SAGAMI」と「あいそ家鹿山食堂」を皮切りに、3月14日に新業態の和食ビュッフェ「もんぺとくわ」江南 店、3月21日に「あいそ家平子橋食堂」、4月15日に「丸源ラーメン河内天美店」、4月20日に「かつや日進店」を開店致します。「サガミ」の首都東京 での知名度向上を狙ったビルインタイプの店舗を都心・副都心に出店する方針で、その第一号として「盛賀美サガミ青山店」を東京都港区に6月頃開店予定です が、それ以外にも出店を進める計画で、大型集客施設内などの特殊立地を含めて検討を進めております。又、「どんどん庵」部門でも再成長に向けての新店を出 店する計画です。

今年度の出店では夫々の目的を明確にしております。「盛賀美SAGAMI」は中国でのFC展開の為に現地に開設する プロトタイプ店の実験店、「鹿山食堂」「平子橋食堂」は「あいそ家」の小型店舗版であり、将来のFC展開も視野に入れております。「もんぺとくわ」は「サ ガミ」の業績低迷店の業態変更店であり、サガミ創業以来初となる和食ビュッフェですが、全テーブルに電源を配置してスマートフォンや携帯端末の充電に対応 すると共にWi-Fi環境を整え、又、業界でも珍しいとされている電気自動車用の電源も設置しております。勤務先や自宅以外で仕事をされるノマド族の方々 のご利用も期待する、時代最先端の店づくりとなっております。

4月に開催の株主総会で決議されることが前提ですが、今年度は重要な体 制変更を2件、取締役会で決議致しました。一つは決算期の変更で、1月20日締めを3月31日締めに変更します。二つ目は現在マイナスになっている利益剰 余金をゼロにすることです。弊社の決算は長らく上半期が赤字、下半期が黒字という状態が続いておりました。これでは投資家の皆様に安心して見て戴けていな いという問題点を感じておりました。繁盛月が下半期に偏っていたのを修正して、一部の繁盛月を上半期に編入することを主たる目的とするものであります。最 近の収益体質の改善で、繁盛月を編入しなくても上半期から黒字計上できることになる可能性が高まって参りましたが、安全を見て、そして中国等外国との連結 を想定致しますと月末締めが望ましい為に変更することと致しました。これにより、今年度は平成25年3月31日迄の14か月と11日の決算となる予定で す。

昨年3月11日の東日本大震災から丁度1年となります。弊社が本拠とする中部地域はいずれ大地震が来る可能性が大きいと言われて おります。弊社のモットーの一つは「食文化を通じて地域社会に貢献する」でありまして、そのような災害時に何ができるかを経営会議で議論して参りました。 結論と致しまして、被災者の方々に下記の対応をさせて戴くことと致しました。
*被災地近隣の店舗では、店舗の食材在庫がなくなるまでお食事を提供する。
*水を提供する。
*トイレを提供する。
*判る範囲で震災情報を提供する。
*携帯電話・携帯端末用の電源を開放する。

弊社はこの度、相模女子大学様(本部:神奈川県相模原市)と提携致しました。同じ「サガミ」繋がりということで学生の方にメニュー提案を戴き、選ばれたメ ニューを二つ、3月8日から4月8日迄の間、町田から小田原迄の7店舗でご提供させて戴くこととなりました。今後、同大学とは協業を深めて参ります。

100%子会社である㈱ディー・ディー・エーの守山工場と守山事務所を閉鎖し、夫々弊社の尾西工場と本社に統合致します。3月中には統合が完了する予定 で、結果として㈱ディー・ディー・エーの事務部門と弊社の事務部門を統合します。これにより、サガミグループはグループとしての一体感を更に高めることが でき、V字回復に向かう態勢が整うこととなります。

代表取締役社長 鎌田 敏行
(平成24年3月12日)