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本日第2四半期の決算を発表致しましたので、一言ご挨拶申し上げます。
売上高は対前年比で連結が1.0%減、単体は0.4%増とほぼ前年 並みでしたが、営業利益は夫々約240百万円、経常利益は夫々約210百万円、当期純損益は夫々600百万円を越える改善となりました。これに先立ち、8 月22日に計画値からの修正発表を致しましたが、上方修正は過去10年で初めてです。国際市況商品の値上がりや需給環境の変化を受けて、昨年同期比で植物 油が約2割、主力メニューの原料である玄蕎麦が約8割も値上がりするなど、大変厳しい状況ではありましたが、各担当部署の努力で、FLR(Food=食材 費、Labor=人件費, Rent=地代・賃料)の三大費用要素の全てで比率を下げることが出来ました。

しかし、通期見通しにつきましては、当初計画を据え置かせて戴きました。今回の改善が東日本大震災の影響を克服してのものですので引き続きの改善が 期待できますし、下期も経営体質の改善を鋭意進めて参る訳ではありますが、金融不安の増す欧州経済と低迷から抜け出せない米国経済の国内経済に与える影響 は大きく、又、安定感に欠ける国内政治や歴史的円高に依る景気の不透明感が強まっている為であります。

本日は100%子会社だったベーカリーショップの㈱ボンパナの全株譲渡も発表致しました。現在グループ全体の経営改善に取り組んでおりますが、その 一環であり今後は経営資源を「そば・うどん」と「海外・FC」に集中させて経営効率を高めて参ります。尚、ボンパナでの優待券使用は当面継続とさせて戴き ます。

本業での施策では100万人アンケート、割り増しボーナス制度であるお客様賞、FLRの削減を期初に掲げました。この中でお客様賞の開始は下期から となりましたが、100万人アンケートでは想定外のお客様の声を伺うことができ、早速改善に取り組みました。「サガミ」では店頭の石臼で挽いたそば粉を 使って店内で製麺しておりますが、この認知度が当社の想定を下回ったことから石臼の運転時間を延ばし、7年ぶりとなるTVコマーシャルで石挽きそば・店内 調製を訴求致しました。加えまして、「サガミ」の店頭にてご自宅でできるそば打ちセットとそば粉を販売することと致しました。これから新そばの季節を迎 え、「本物」の認知度が高まることを期待致しております。
子会社の㈱ディー・ディー・エー(DDA)では従来セルフうどんの「どんどん庵」のみを 直営・FCで展開して参りましたが、グループ経営を推進する為に当社から同じくセルフうどん業態である「製麺大学」及び当社がフランチャイジーとなってい る「丸源ラーメン」「かつや」等を9月には移管して3事業部体制とする方針です。この度当社からDDAに取締役を派遣して経営陣を強化しましたので、新体 制で経営改革を進めて参ります。

海外店舗は上海で現在「盛賀美」6店舗となっております。これはすべて直営ですが、今後はFCで店舗展開のスピードを上げて参る方針です。その為の モデル店舗を上海に開設する計画ですが、その前に名古屋市内にその原型となる店舗を出店することと致しました。両店舗共に社内公募で立ち上げたプロジェク トチームが中心となって取り組むこととなりますが、社内活性化という意義ある副産物も生まれております。

ボンパナの譲渡に依って、サガミグループの外食ブランドは下記の10業態となりました。投資家の皆様に於かれましては、是非国内外の当社店舗にて変化を実感して戴ければと存じます。今後ともご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

サガミ、あいそ家、さがみ庭、どんどん庵、あんかけスパDONDONあん、製麺大学、上海盛賀美、丸源ラーメン、かつや、たい夢

【平成23年8月31日】
以上