代表挨拶

代表取締役社長 鎌田 敏行

お客様、地域の皆様、株主様、お取引先会社の皆様、日頃のご愛顧とご厚情に
心より厚く御礼申し上げます。

弊社は1970年の創業以来、経営理念のもと、蕎麦、うどん、なごやめしを主体としたお食事を提供して参りました。さらに、2014年1月に同じ和麺業態の味の民芸フードサービスが、2016年3月に神奈川県に展開していた和食レストラン「濱町」6店舗が、サガミグループの一員として加わり、業容も拡大しつつあります。

また、東京に本社があり、手延べうどんで日本最大のレストランチェーンである味の民芸と、名古屋に本社
のある蕎麦日本一のサガミが一体となったことは、日本経済を牽引する二大経済圏を地盤とする強力な
「和麺」ファミリーレストラングループが誕生したことを意味しております(「日本一」は当社調べ)。
両社のシナジー効果は大きく、長年厳しい決算を続けてきた味の民芸も、2014年度上期から黒字を計上し、
その後も業績は好調に推移しております。サガミグループは規模が拡大しただけではなく、経営面でも大いに強化されたこととなりました。

この経営基盤を背景に、弊社は海外展開を進めており、海外ではASEAN諸国への出店に注力しております。
2014年度のタイ・バンコクでのASEAN初出店を皮切りに、現在はタイに3店舗とインドネシア・
ジャカルタに2店舗出店し、中国上海の既存2店舗を加えて7店舗体制となりました。また、本年度は
ベトナム・ホーチミンにも2店舗の出店を予定しております。

蕎麦のリーディングカンパニーとして、「蕎麦」の認知度向上にも積極的に取り組んでおります。
2014年度はブラジルでサッカー・ワールドカップの開催に合わせ、リオ・デ・ジャネイロに開設された
日本館にて唯一の外食企業として蕎麦を世界のVIPに提供いたしました。
2015年5月1日から10月31日迄、イタリアにて開催されたミラノ万博日本館でも蕎麦を提供、大盛況と
なりました。グループビジョンに「No.1 Noodle Restaurant Company」を掲げているだけに、長い万博
の歴史の中で初めて「食」がテーマとなった、パスタの本場での成功は大変嬉しいことです。
これを受け、2016年4月より約1か月半、同じくミラノにてテストマーケティングを実施いたしました。
万博という特殊立地だけでなく、街中の一般立地でも大いにご好評を戴けたことから、今後、欧州での出店も視野に検討を進めます。
さらに2016年5月に開催された伊勢志摩サミットでは、国際メディアセンター内にて、そば、天ぷら、伊勢
うどんを提供し、世界中の方々にその美味しさを紹介することができました。
蕎麦の知名度向上は当社の重要な経営課題の一つでもあり、今後も積極的に取り組んで参ります。

健康の観点では、日本の平均寿命は男女平均で世界トップですが、日本国内では長野県が男女共に一番
です。そして、日本の健康寿命(平均寿命から介護期間を除いた年数)は男女共に世界トップで、
国内では愛知県が男性で1位、女性が3位で、静岡県が女性で1位、男性が2位となっています。
これは、長野県で人口当たりの蕎麦店の数が日本一であること、愛知県には「なごやめし」があること、
そして静岡県では緑茶への一人当たり支出金額が日本一であることと無関係ではないと考えています。
弊社は蕎麦で一番であるだけでなく、多くの「なごやめし」をグループで提供しているほか、緑茶も
ご提供しております。これは弊社グループの強みであり、「No.1 Soba Restaurant Company」
「No.1 Nagoya-meshi Company」であると同時に、お客様の健康に貢献する「The Healthy-menu
Company」とも言えるのではないかと考えております。

これからも、弊社は国内経営基盤を更に強固にすると同時に海外での蕎麦となごやめしの紹介に注力して
参ります。ここまで弊社を育てて下さった皆様に改めて感謝申し上げますと共に、グループビジョンである
「No.1 Noodle Restaurant Company」の実現に向けて鋭意努力して参りますので、なお一層のご支援を
賜りますよう、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

2016年6月吉日
代表取締役社長
鎌田 敏行